金井式あがり症克服法

電話であがってしまう人の対処法

昔からですが、私は電話をかける時にあがります。

 

電話は相手の顔が見えないのでちゃんと気持ちが伝わるかドキドキします。
もともと寡黙な方なので話が途切れたらどうしようとか気の利いたことが言えるかと
緊張してしまうのです。

 

一番緊張するのは恩師や姑などの目上の方にかける時です。
まず敬語を使うことが大前提ですが、間違った喋り方をすると相手の方が
人生経験豊かだからすぐにバレてしまい恥をかきます。

 

あとはあちらが標準語でこちらが方言というパターンも多々あり、
失敗してはいけないとカチンコチンチンになってしまいます。

 

さらに時節の挨拶や電話を切る前の常識的な文句も問題です。
あまりに形式的になっても不自然だし、かと言って友達みたいにラフに進めるわけにもいきません。

 

しかもこれらの注意事項を数分間、しかもアドリブで一回限りというのがまた緊張してしまうのです。
一度口にした言葉を取り消すことはできません。

 

表情や身振りでフォローすることもできないのが電話です。

 

このように緊張しながら電話をかけるとやはり必ず失敗してしまいます。
語尾が尻込みしてしまい最後のほうが「ムニャムニャ」で消えることはしょっちゅうです。

 

その他舌がもつれて「〜そうれしゅ」「〜らったんれすか」、言葉が抜けて「よろしくお伝えくさい」など
大人として恥ずかしい日本語が飛び出し、相手に変な人だに思われたかと落ち込んでしまいます。

 

何故普通に喋れなくなってしまうのだろうか。
恥ずかしいとか良く思われたいという不安や見栄が緊張させるのかもしれません。

 

この悩みを解決するために、電話をかける前にメモすることにしました。
メモには「あいさつ」「近況」「用件」「世間話」「終わりの文句」などを順番に書いてみました。

 

金井式あがり症克服法にもあるとおり、事前の準備をしっかりしておいたのです。

 

それぞれ話せそうな話題を項目に追加します。頭の中でも第一声の練習をしてみます。
同時に普段から敬語も使うようにし、他人の使っている敬語を聞いてチェックするようになりました。

 

これらを準備して電話してみたところ、思ったより楽に話すことができたのです。
やっぱり緊張はしますが、一つ一つメモをクリアしながら話すので言葉がよどみなく出てきます。

 

敬語もこのくらいならおかしくないだろうと時折交えて話せます。
根本的な解決にはならなくともある程度は対処できるようになりました。

 

いまだに電話は緊張しますし、できればかけたくないものに違いはありません。
が、幼稚に見えても自分なりの準備をすることでプレッシャーを軽減することはできたと思います。